3-[3] イメージを創りたい! 初心者にやさしいヴィンセント・ロンゴ講座 No.2

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3-[3] イメージを創りたい!

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ICO_318.GIFNo.2 色合わせの全体像

 続いて、ロンゴの数あるアイシャドウの中からどんな組み合わせで使っていけばいいのかをいくつかの例を挙げながら考えてみたいと思います。

 ロンゴのメイクは「自分を持った女性の自己表現」というイメージがあるのですが、そのイメージのもととなる一番大きな要因がアイシャドウの色と質感だと思います。口紅も大きな要因の一つですが、シャドウは口紅以上に特色があるような気がします。このシャドウをメイクに取り入れることができれば、「自分を持った女性の自己表現」が実現できるような気がするのです。そんな魅力をもったシャドウたち。。。

 ロンゴのシャドウの特徴は、はっきりした色出し、マット&フロストの質感のちがい、発色の良さ、締め色中心の色展開などなど。とくにフロストタイプのパウダーのつきの良さは特筆すべきものがあります。これは、裏を返せば、気を許すと付き過ぎになってしまう危険があるということ。また、プレスが柔らかく、粉飛びが激しいことも注意点です。マットタイプよりもフロストタイプにその傾向が見られます。それを上手に回避するために、フロストタイプはとくに柔らかいブラシを使用する、いったんブラシにとったパウダーを、ティッシュなどの上でとんとんと落としブラシに残ったパウダーのみを使う、などを実践しましょう。

 たくさんあるシャドウの中で、どれを組み合わせれば良いのかがわかりにくいというのがロンゴを手強いイメージでとらえる原因となりますが、コツさえつかめば、全然手強くはありません。逆に、ヴァリエーションを楽しめるようにもなります。そして、ロンゴに限らず、単色のアイシャドウを揃えたアーティスト系のアイテムを使いこなせるようになります。このファイルでは、色合わせの楽しさを味わっていただきたいと思います。

●アイカラーの構成

 グラデーションのつくり方としては、基本的に、

1) ベースとなる淡色をまぶた全体にぼかす
2) ポイントとなるつなぎの色をまぶたの下半分〜1/3 くらいに入れる
3) 締め色を目の際(二重の部分)を中心に入れる
4) ハイライトカラーを、眉下や、目の下三角地帯に入れる。あるいは、アイメイクの仕上げにヴェールをかける。

などの順が考えられます。もちろん、これはあくまでもおおまかなお話で、厳密には色によって入れ方や分量はちがってきます。

 それぞれは単色とは限らず、2 色以上を組み合わせていって、5 〜 6 色のグラデーションをつくることもできます。

 以下では、それぞれの色の選び方を考えて、そのあと、ここで取り上げる締め色を中心としたアイメイクのパターンを別ファイルでご紹介していくことにします。

●締め色をピックアップ

 ロンゴは、はっきりした色が多いのが特徴ですが、この中で、まずどれを締め色に使うかを選びます。これはグラデーションの 3) の部分になります。

 分類していくと、はっきりした色の中でも、とくに、

 ・010 NAVY (Matte / Dark Midnight Blue) =紺
 ・011 TRIBAL (Matte / Dark Red Brown) =ワイン
 ・002 BROWN (Matte / Dark Plum Brown) =茶
 ・014 EVERGREEN (Matte / Dark Green) =グリーン

の 4 色が締め色としてふさわしく、ポイントとしておさえられることがわかります。

 ダークな色みということで言えば、#001 BLACK、#003 SMOKE、#004 DEEP TAUPE、#012 GRAY なども締め色になりそうに思えますが、これらはどちらかというと、日本人の瞳を明るく見せてくれる締め色とはなりにくく、それよりも、アイライン使いする方が向いていると思います。このことはのちほど No.8 シャドウのライン使いのファイルでお話しします。

 また、#023 TOPAZ SMOKE、#040 COPPERLIEF などは、色としては締め色に使えますが、フロスとタイプなので、そのままを締め色にするよりも、上の 4 色の締め色の「支え」として使うのがきれいだと思います。

●ハイライトカラーの選び方

 ロンゴのシャドウを見渡すと、一目でハイライト!といいきれる色が 2 つあります。

 ・006 VANILLA (Matte / Creme White) =オフホワイト
 ・028 WHITE FROST (Frost / Pure Cool White) =ホワイトパール

です。これらは、グラデーションの 4) の部分に使います。目と眉の間が狭い場合、グラデーションの 1) に使うと良いでしょう。

 VANILLA はオフホワイトという感じの色で、質感もマットなので、ベースカラーとして、ハイライトとして、またポイントとして、あるいは、ヴェール使いをするなどなど、WHITE FROST よりも幅広い使い方ができます。この VANILLA の使い方については、「VANILLA の効用」として、別ファイルで解説したいと思います。

 WHITE FROST は、真っ白で輝くよう、しかもキラキラフロストです。ハイライトにヴェールにとこちらも使い道はいろいろありますが、明るさが強調され、メイク効果も大きい色。VANILLA とはちがって、きらめきの分を計算する必要がありますが、どんな色とも組み合わせ自在です。

●ベースカラーの選び方

 まぶたのグラデーションをつくるときのベースとなる色を選びます。これらは、グラデーションの 1) の部分ですが、2) のところで使うこともできます。

 ベースカラーとして使いやすいのは、

 ・022 CREAM GLOW (Frost / Light Champagne) =シャンパン
 ・044 OXYTANG (Frost / Light Orange w/Gold Glitter) =パールオレンジ
 ・024 SEASHELL (Frost / Light Cool Brown) =パールピンクベージュ
 ・021 MALT (Frost / Light Warm Brown) =パールブラウン

あたりの色です。上から下にいくにしたがって、濃くなります。

 CREAM GLOW はもっとも使いやすい、肌色のフロストタイプ。なじみやすい色みですが、キラキラが入っていて、アイメイク全体を輝かせてくれるような感じになります。

 OXYTANG は明るいオレンジのフロストタイプ。ゴールドラメが入っていて、普通のフロスト以上の輝きがあります。オレンジですが、色自体はなじむので可愛らしいメイクのベースにぴったり!

 SEASHELL と MALT はブラウンのフロストですが、SEASHELL の方がピンクっぽくてベースにしやすい色だと思います。目と眉の間が広くて締めたい場合には、MALT がきれいです。この 2 色は、分類すればベースカラーですが、どちらかというと、つなぎの色として使う方が失敗ないかもしれません。

 もう少し言えば、ここであげた 4 色だけでグラデーションをつくっても充分にきれいばアイメイクができあがるくらいです。

 #017 TAUPE や #026 ADOB などもベースに使えそうに見えますが、どちらもフロストタイプと言いながらまるでマットのような発色、つきがしっかりしていて、しかも色の出方がダークなので、ベースよりもつなぎの色として使う方が向いています。とくに #026 の方はグレイなので、メイク全体が黒く見える危険が。。。つなぎとして使う場合も分量に加減が必要です。上手に使えば、アイホールの締めなど、はれぼったい目には効果的に使える色なんですけど、ちょっとテクが必要かな?

●つなぐ色で方向性を決める

 さて、最後につなぎの色を選びます(グラデーションの 2))。このつなぎの色は、グラデーションの中間色と考えてもいいですし、メイクのポイントになる色を持ってきてもきれいです。つなぎの色がメイクの方向性を決めることになります。

 ・締め色の同系色にして、自然なグラデーションをつくる(色のつなぎ)。
 ・質感をなじませるためのつなぎにする(質感のつなぎ)。

といった文字通りの「つなぎ」としてもいいですし、あるいは、

 ・締め色とまったくちがう色にしてコントラストをつける。
 ・口紅の色に合わせて、目元と口元の統一感を出す。
 ・他の部分との質感を変えてポイントにする。
 ・お洋服の色に合わせて、ファッション全体のバランスをとる。

など、メイク全体、あるいはトータルで見たときの「つなぎ」もあります。いずれにしても、締め色一つとっても、いろんなつなぎカラーが考えられます。メイクの方向性によって選びましょう。

 ベースカラーのところであげた色に加え、#005 TERRA、#008 VIOLET、#009 TWILIGHT、#025 BRONZE などが使いやすいと思います。

 それぞれの締め色と組み合わせる具体的なつなぎの色については、のちの各アイメイク・ファイルでご紹介することにします。

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このブログ記事について

このページは、Rが1999年12月17日 18:47に書いたブログ記事です。

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