カウンターへ行くときに勇気がいる、苦手だとおっしゃる方は多いようですが、最初は誰でもそうです。でも、慣れれば大丈夫!
お仕事とはいえ、BA さんとのお付き合いも、人間関係にはちがいないですから、お互いにある程度気を遣うことは必要かもしれません。気持ちよくお買い物したいですものね。だけど、正直に、「今日は買うつもりはないんですけど見せてください」とか「興味があるので試したいんです」とか、きちっと伝えられれば、たとえ買わなくても丁寧に対応してもらえます。わからないことは素直に尋ねれば良いですし、本当に欲しいものは何なのかを言えば良いのです。けっこう相談にものってもらえるし、BA さんと仲良くするといいことばかり!
買わないで帰るときは、「今日はひとまず我慢して、もうちょっと考えてからまた来ます」とか、「やっぱり今日はやめておきます」など、はっきり言って、「いろいろ教えてもらってありがとうございました」とニッコリすれば良いのではないでしょうか。
親切な BA さんだったら、名札を見てお名前を覚えておいて、次にそのカウンターに行ったときに、「○○さんはいらっしゃいますか?」とご指名すればいいと思います。そして、「この前のサンプル、良かったですよ」とか「教えてもらった方法でやったらうまくいきました」とか「あまり気に入らなかったんですけど、他にはいいのないですか」とか、どんどんお話しすれば OK です。
「こんにちは」で始まり、「ありがとう」で終わる、カウンターの人間関係も、普通といっしょだと思います。
ファンデーションや口紅を選ぶときは、サンプルがない場合は、カウンターでお試しするしかありません。たとえば、二つのファンデーションで迷っている、そんなときはストレートに、「○○と◇◇に興味があるのですが、仕上がりと持ち具合をチェックしたいので、塗ってみていただけませんか」と言って、まず一つ塗ってもらいましょう。
そして、「ちょっと持ちを見たいので、そのあたりを一回りお買い物でもしてからまた戻ってきます。ありがとうございました」てな感じで、しばらく時間をおくために、というよりも外へ出て、自然光の下でチェックしたりするためにカウンターを離れます。
気が済んだらカウンターに戻り、「じゃ、もう一つの方をお願いします」といって塗り替えてもらいます。同じように時間をおいて、どちらのファンデが良かったかを判断します。
どちらか気に入った方があれば、購入すれば良いですし、どちらも気に入らなければ、当然買わなくても良いと思います。その場合でも、きちんとカウンターに戻り、「ちょっと今判断しきれないので、もう少しよく考えてみます。ありがとうございました。近いうちにまた来ますね」などと言う方が丁寧ですよね。私はそうしています。
お洋服の試着と同じで、ファンデの試着も、遠慮することはありません。でも、もちろん、人間関係ですから、BA だんに「塗ってもらってありがとう」という気持ちは忘れずに。
カウンターでは、常駐の BA さんの他、専属メイクアップ・アーティストによるメイクサービスが受けられます。アーティストの場合は、新色や新製品の発売に合わせて企画されることが多いですね。
アーティストの場合でも、無料でメイクサービスが受けられます。ただし、いつでもというわけではなく、来店スケジュールを確認した上での予約が必要となります。この予約は、顧客優先のケースもありますが、基本的には誰でも予約可能のはずです。BA さんの場合なら基本的には、いつでも受けられると思います。
サービスを受けたあと、その化粧品を必ずしも買わなければいけないということはありませんが、アーティストのサービスは販促が目的ですから、やぱりすすめられますね。といっても、「こちらの商品はいかがでしたか?」という感じなので、断るのは簡単です。欲しいものといらないものは、はっきりと伝えましょう。
メイクアップサービスを受けるときには、普段のメイクをしていく方が望ましいです。理由は、その人が普段どんなメイクをしているのか知ることが、アーティストにとって、けっこう大事だからです。好みのメイクの傾向は、メイクを見ればわかるものです。それに、どの程度のメイクを期待されているかがわかります。普段から、アイラインをしっかり入れている、マスカラたっぷりつけている、眉をつくっている、ハイライト使いをしている、などなど。それで、どんな風に教えるかが変わってくるからです。
いつもはどんな感じか見てもらったら、今回はどんな風になりたいか、はっきり希望を伝えましょう。いつもとちがうイメージになりたいとか、いつもの感じでもっと上手にするにはとか、とにかく新色を使ってメイクしてみたいとか、いろいろあると思います。
だいたい、時間にもよるのですが、基礎からやり直してくれる場合もありますし、ポイントメイクだけという場合もあります。基礎からの場合は、メイクを落とすところから、プレファンデまでは BA さんがやってくれるところが多いです。そして、ファンデから、メイクアップアーティストの登場。
せっかくですから、よく見ておいて、できれば、やり方なんかを聞くといいですね。「コツを教えてください」と言えれば good。とても勉強になります。

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