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| ある番組で、美しさの秘訣について尋ねられた女優さんが「お風呂が大好きなんです」と答えているのを見た。ピチピチしたきれいなお肌に、スラリとしたナイスバディ。たしかに磨き抜かれた印象である。
私もお風呂は美しくなるための大切な空間だと思っている。単に身体を洗うだけでなく、心と身体の緊張を解き、たっぷり シャワーはお肌に適度な刺激を与える。洗顔後のすすぎも、手でばしゃばしゃと流すよりもシャワーを使った方が、お肌に石鹸分を残さない上マッサージ効果もある。また湯船から昇る湯気のスチーム効果も見逃せない。保湿パックなど、バスルームで使うことでさらに効果が上がるといわれるのはこのためである。バスタブに身体を沈めながら好きな歌を1コーラス口ずさんだりして、パックの時間を測るのもなかなか楽しい。 また、温度が低めのお湯に長時間つかるのは健康に良い上、私にとっては何よりいろいろなことを考え巡らすことのできる貴重な時間となる。今日一日あったこと、明日どんな風に過ごそうか、などとりとめもないことをぼんやり考える。それは脳をほぐし、ほっと一息つける自分だけのリラックスタイムなのだ。 そして私のお風呂好きの最大のポイントは、香りを楽しめることにある。香水のように周囲の人を意識して使うのとは別の楽しみである。シャワージェルや洗顔料、入浴剤などお気に入りのバスグッズをあれこれと取り揃えて日替わりで使い分けている。 愛用香水のラインの石鹸やシャワージェルを使うのも良いが、高級香水でなくとも、バス専用ラインにも良い香りのものがたくさんある。主に輸入製品には、お花の香り、フルーツの香りなど趣向を凝らしたものが揃っているし、使用感もお肌が「ツルスベ」になる心地よいものが多い。最近、このような香りの効果に着目したバスラインも見かけるようになった。アロマテラピーというほど大層なものではなく、香りでリラックスしながらスキンケア効果を図るというものである。直接的な効果はもとより、「バスタイムが楽しくなる」という精神的な効果が大きい。 リラックスできて美しくなれる、バスルームは「美の源」である。女性の入浴時間が長いのには、ちゃんとした理由があるのだ。 (荒木 りえ) |
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