[7]きれいになれるEssay集

「私流・美しい人の条件」『学習だより』2002年秋号日本理容美容教育センター pp5-8
春夏秋冬。あなたはどの季節が好きですか?私は、梅花開く二月生まれだからでしょうか、やはり冬から春にかけての「早春」といわれる季節がお気に入りです。寒い冬が終わりを告げ、木々の芽が膨らみ、日差しが柔らかく辺りを包む、そんな季節。希望が湧いてくる気がします。一方、今年も満喫したばかりの「夏」と答える人もいるでしょう。存分にマリンスポーツを楽しみ、じりじりと焼け付くような太陽を浴びて解放感を味わえる、そんなところが他の季節にはない魅力だと。
四季折々の風景は、さまざまな表情を見せてくれますが、必ずしも良いことばかりではありません。人々の四季のとらえかたは千差万別です。どの季節も楽しみを与えてくれる一方で、それを苦手と感じる人もいるでしょう。それでもその移り変わりの中で、私たちは生活しなければなりません。人生を四季にたとえることがありますが、私たちは、いろいろな環境の変化に直面して生きています。期待通りの状況ばかりではなく、意に反する出来事が起こることもあるでしょう。そんなとき、どのように対応するか、大げさにいえば生きる姿勢をどう見せるかによって、その人の魅力が決定づけられることがあります。人生という四季の中で、夏には夏の、冬には冬の、生き方、楽しみ方があるということを知り、そしていずれの季節にも自分らしく前向きに輝けるということ、それが「美しい人」であるために最も大切なことの一つです。
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その2