「私流・美しい人の条件」-2
「ポジティヴ・シンキング(positive thinking)」という言葉があります。いわゆるプラス思考というものですが、「楽観的に物事をとらえる」といった単純なものではありません。どんなものにも良い面と悪い面があり、そのどこを見るかによって取り組み方が変わるので、私たちが行動するときにはその視点に大きく影響を受けるのです。悪い面をしっかり理解した上で、良い面を意識する、それが「ポジティヴ・シンキング」ではないでしょうか。「ネガティヴ」な視点でものごとをとらえその考え方に支配されている人よりも、「ポジティヴ」に生きている人の方が、おのずと美しさに近づけるはずです。
たとえば、顏。目が大きくて口が小さく、鼻が高いのを理想とする人にとって、小さな目は致命傷と感じられるかもしれません。でも、鏡を見るたびにため息をついているようでは「美しい人」とはなりえません。たとえ目が小さくても、まつ毛が長い、あるいは唇がふっくらと優しげである、といった他の部分を生かすことで、いくらでもメイクによってなりたい自分を表現していくことが可能です。長いまつ毛をビューラーでカールして、たっぷりのマスカラでさらに長さを出せば、目が印象的になりますし、また唇に淡い色をのせ柔らかく艶を出すことで女らしいイメージを作ることができます。目が小さくても「可愛い顏」になることは、実は多くの女性が想像しているほど難しくはないのかもしれません。自分の顏の良いところも悪いところも知っていてこそ、短所をカバーして長所を引き出す「ポジティヴ」なメイクができるのです。
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その3