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「初心者にやさしいヴィンセント・ロンゴ講座」
    No.6 BROWN メインのアイメイク
     ロンゴ講座第 6 弾は、締め色ブラウンを使ったアイメイクです。#002 BROWN は、Dark Plum Brown と表記されています。焦げ茶でも、黒い色ではなく深いけれど暗くならないきれいなブラウン。お洋服を選ばない万能タイプの締め色です。日常のお仕事メイクに、アフターファイブの華やかメイクに、使いこなせば百人力。

●BROWN ポイントのアイメイク

B-1)VANILLA ベース

 まずは、VANILLA をベースに、日常活躍するブラウンメイクを。つなぎの色をフロストで明るい茶色にすることで、けっして地味にはならない素敵なメイクが可能です。

 VANILLA をブラシでまぶた全体にふわりとのせて、フロストタイプのブラウンをつなぎにします。使うのは、#021 MALT。ケサパサのブラシを使って、まぶたの下半分くらいに入れます。全体的に少し広めに入れて、上に向かって丁寧にぼかしておきます。強めに入れてもきれいなので大好きなつなぎ色です。ゴールドを入れても良いのですが、ベージュっぽい感じの方が、普段に使いやすく、それでもハッと目を引く光があります。

 締め色 BROWN を細いブラシで二重の部分にきっちり入れます。つなぎの色との境目をなじませておくと仕上がりが自然できれいです。さらに目のきわにチップで足しておいてもいいですね。

 MALT のフロストと BROWN のマットな質感の対比、MALT から BROWN への自然な色のグラデーションとをVANILLA のベースが明るく支えてくれます。

B-2)CREME GLOW ベース

 BROWN メイクで、CREME GLOW をベースにするときは、ハイライトを #028 WHITE FROST にします。そして、つなぎの色には、#026 ADOBE をもってきます。ADOBE は、ベージュなので、ベースカラーに使えそうなのですが、意外に色がはっきり出るのと、赤みが効くタイプなので、ベースに使うよりもつなぎにする方がきまると思います。

 CREME GLOW をまぶた全体にぼかし、ADOBE をまぶたの下半分〜 1/3 くらいに入れます。BROWN を二重の部分にブラシで入れます。奥二重の私は、チップでしっかり入れるのが好きですが、分量は目の感じとお好みで調節すると良いと思います。もともとぱっちりお目目の方は、あっさり入れたほうがおさまりがいいかもしれません。

 そして、ハイライト。VANILLA を使うとなじみますが、私は、ブラウンメイクではWHITE FROST を使うのが大好き。眉下に WHITE FROST をすっと入れます。もともとフロストが効いた色ですし、輝くような白!なので分量が少なくても十分効果があります。このハイライトで、ぱっと明るい目元になり、華やかなブラウンメイクに仕上がります。目の下にクマが出やすい方は、目の下三角地帯にもふんわりと WHITE FROST を入れておいてもいいと思います。眉下の分量を超えないようにするのが、バランスよく入れるコツですね。

 ここでご紹介した、B-1)も B-2)も、ブラウンという一見なじみ色に見える色を使ったメイクですが、どちらも仕上がりはけっこう華やかになります。ポイントは、フロストの分量と、BROWN の色味、そして、つなぎの色の選び方です。ここで、もう少し踏み込むと、さらに華やかな目元がつくれます。そのパターンを次にご紹介します。

●「なじみ」のようで「なじみ」でない。

 ブラウンというのは、一般に「なじみ」色として使われることが多いのですが、ロンゴのブラウンは、「なじみ」のようで「なじみ」ではありません。ブラウンの近くに、明るいフロストを持ってくることで、コントラストが効いてお互いを引き立てあうような効果が生まれます。

 たとえば、B-1)のつなぎの色を、MALT ではなく、#025 BRONZE にします。BRONZE は、メタリックなゴールドカラー。目の下 1/3 ほどに、さらっと軽く入れるのがきれい。ゴールドラメをちらした感じになります。BROWN の締めも効きますから、メリハリのある目元になります。

 B-2)の応用で、ベースを CREME GLOW ではなく #044 OXYTANG、つなぎを MALT にするメイクも、とても可愛いブラウンメイクになります。OXYTANG をまぶた全体にふわりと入れ、MALT をまぶたの下半分くらいに、二重の部分に BROWN を入れて、眉下に WHITE FROST を入れます。

 OXYTANG と BROWN とが、オレンジ対ブラウンという色のコントラスト、フロスト&ゴールドラメ対マットという質感のコントラストをつくります。そして、そのコントラストを引き立てるように、MALT が色と質感をつなぐのです。WHITE FROST が全体を立体的に仕上げてくれます。

 どちらのメイクも唇にもフロストを持ってくることで、目元口元に質感の統一をはかればバランスは Good。色を統一すれば自然なメイクになります。

●メイクバランス

 アイラインは、ブラウン。マスカラも、ブラウン。(私は、コーセー/コスメデコルテのトゥルーステイがお気に入り。)下まぶたにもラインを入れて、眉にもブラウンをおいて統一します。アイカラーの色でメリハリをつけておけば、まつげや眉にポイントをつくる必要はないからです。色を統一しておくほうが、かえって目がぱっちり見えるようです。

 口紅は、フロストベージュ #003 EMPIRE を合わせるのが日常的には気に入っています。フレームは、リップペンシル 302 PASSION。#303 CHOCOLATE もなじみが良いので好きです。#037 CORAL FROST もきれいなコーラルですが、ブラウンメイクに合わせるととても可愛いことを発見。信じられない可愛さです!私の場合は、フレームを PASSION でしっかりとっておくのがオレンジをなじませるコツなのですが。。。

 MOCHA VEIL や WARM EARTH などのダークなブラウンは色としてはブラウンには合うのですが、赤みやローズみが多くて、メイクのバランスとして印象が強すぎるので、あまり使いません。それよりも、MAGNOLIA や DIVINE FLESH のような淡いフロストタイプがいいバランスになると思います。

 以上、なじみのようでなじみでないブラウンメイクのご紹介でした。質感の合わせ方がうまくできるようになると怖いものなし!他の色にもどんどん応用できますね。

 
 
No.7 EVERGREEN メインのアイメイク
     締め色 4 種の最後は、#014 EVERGREEN です。
EVERGREEN は、マットタイプ。スモーキーな渋いグリーンで、かなりはっきり発色するアイカラーです。グリーンといっても、ロンゴらしい、お洋服を選ばない色み。茶系の瞳との相性がとても良い色だと思います。

●EVERGREEN ポイントのアイメイク

G-1)VANILLA ベース

 VANILLA をベースに SEASHELL でつないで、EVERGREEN で締める、可愛い定番グリーンメイクです。つなぎの色には、グラデーションになることよりも、ポイントになる色を持ってくることを優先して、SEASHELL を選びます。そのことによって、グリーンのスモーキーな色が沈まず、春らしいイメージのメイクに仕上げることができます。

 VANILLA をまぶた全体に入れて、SEASHELL をまぶたの下半分くらいにしっかりと入れます。そして、EVERGREEN を二重の部分に。#040 COPPERLIEF を締め色の支えに使ってもきれいです。その場合、細いブラシで COPPERLIEF を二重部分に入れ、EVERGREEN をチップで重ねます。COPPERLIEF は、グレイにゴールドラメが散ったような色。グリーンっぽく渋い色で、ラメが効いていて、EVERGREEN の影になってしっかりと支えてくれます。

G-2)CREME GLOW ベース

 日常使いのシックなグリーンメイクには、CREME GLOW をベースに。ハイライトを VANILLA にして、あっさりと仕上げます。CREME GLOW のフロストベージュと EVERGREEN のマットグリーンをつなぐのは、フロストタイプなのにマットなノリの #017 TAUPE。スモーキーな感じのピンクのニュアンスもある淡いグレイです。色と質感をなだらかにつないでくれます。でも、のせるとかなり強く発色するので、分量には要注意。

 CREME GLOW を大きなブラシでまぶた全体に入れ、TAUPE をまぶたの下 1/3 くらいに入れます。このとき、ケサパサのブラシなど、コシのあるしっかりした毛のブラシで、アイカラーをとったあと、いったん落としきって、毛に残っている分程度を軽くのせる感じで十分です。コシのあるブラシを使う方がコントロールが効いて、失敗が少ないと思います。そして、EVERGREEN を細いブラシで二重部分に入れます。VANILLA を眉下と目の下に入れればできあがり。ナチュラルで日常大いに活用できるグリーンアイメイクです。

 ハイライトに WHITE FROST を使うと、グリーンとのコントラストが「はっきり」出ることで、表情が「はっきり」します。「派手」ではなく「はっきり」させるために、WHITE FROST を眉下にさっ、鼻筋にさっ、額にさっという感じで軽〜く入れましょう。

●深みのある瞳つくり

 グリーンは瞳をきれいに見せてくれるので、かなりいろんな場面で活躍します。私の大好きな、グリーンを使った「深みのある瞳つくり」は、オレンジを組み合わせて明るく可愛いまぶたをつくりグリーンで締めたメリハリメイク。

 ベースには、#044 OXYTANG を使います。まず、まぶた全体に入れて明るさとキラキラした感じをつくります。そして、エレガンスのアイクレヨンのリーフグリーンを、二重部分よりもかなり広い範囲にしっかりと入れます。上の方へ向かって丁寧になじませておくと Good。マットな EVERGREEN を二重部分に細いブラシやチップで入れ、ハイライトに WHITE FROST を眉下と目の下に入れておきます。

 グリーンだけだと沈んでしまいそうですが、フロストオレンジをベースにすることで、色と質感にコントラストをつくり、さらに淡いきれいなグリーンをポイントにすれば軽さが出ます。EVERGREEN が、深く澄んだ瞳をつくってくれて、全体のバランスも申し分ない、というわけです。分量調節さえまちがえなければ、日常使いのできる可愛いメイクです。

●メイクバランス

 グリーンのアイカラーには、ブラックのアイラインとブラックのマスカラでぱっちりとしたフレームをつくっても良いですし、ブラウンのアイラインとブラウンのマスカラで表情を和らげても良いですね。

 口元にブラウン系の口紅をもってくるときは、アイラインとマスカラをブラウンにすると統一感があって優しい雰囲気に。ロラックの JULIA にクリアグロスをオンしてつやつやにして合わせるのが私は大好きです。ロンゴの CREME TOAST も可愛く仕上がります。CAFE CON LECHE は問題なくハマりますから、グロスで遊んだりしながら組み合わせが楽しめます。個人的には、MANHATTAN MAUVE をそのまま合わせるのもお気に入りです。

 淡い口紅を使うときには、アイラインとマスカラはブラックでパキッとした目元にするときれいですね。フロストタイプの口紅では、やっぱり MAGNOLIA!ピカピカの感じがポイントになって、相性バッチリ。同じくフロストの DIVINE FLESH など、軽い口元にするとバランスが良いと思います。

 以上、グリーンメイクでした。

 これまで、4 種類の締め色を使ったアイメイクを順番にご紹介してきましたが、どれも基本と思われる組み合わせを中心に、その色の特徴を生かせるヴァリエーションを考えています。人によっては、ベースやつなぎの色に他の色を持ってくる方が良い場合もあると思いますが、一般的なお話から応用してそれぞれお似合いの組み合わせを見つけていただければ、、、と思っています。ここでは、ヴィンセント・ロンゴを題材にしていますが、他のアーティスト・ブランドのアイテムにもあてはめることができます。


 

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